どんな仕事がしたい?② <子どもに関する仕事編>
たくさんある公務員の仕事。自分は何に向いているかな?ご自分の興味ある分野から公務員の仕事を探してみましょう。
今回のテーマは「子どもに関する仕事」です。
1.保育士
0~5歳のこどもを預かり、保護者に代わって子供の生活全般のお世話をするのが保育士。食事の補助、遊び、寝かしつけなどをするのが仕事です。
保育士の勤務時間は、基本的には朝7時~夜7時の閉園まで。もちろんその時間の中でシフト制にはなりますが、こどもと長い時間一緒に過ごすことができるのが魅力ですね。
また、0歳で入園するこどもの場合は、最長で5年は在園することになります。「ひとりの子どもの成長を長い間見守ることができて楽しい」と話す保育士志望の学生が多いです。
公立保育士に合格するには
実技試験の対策(保育士)
保育士採用試験(特別区)
2.幼稚園教諭
幼稚園は3歳から小学校入学前の子どもが通うところです。幼稚園教諭も保育士と同じように、子どもと関わる仕事です。ですが、目的が異なります。
保育士のお仕事は「子どものサポート」ですが、幼稚園教諭のお仕事は、「子どもへの教育」です。園により特色には違いがありますが、カリキュラムに沿ってひらがなの書き方を教えたり、運動に重きを置く園もあるようです。
幼稚園の開園時間は一日4時間程度。ですが幼稚園教諭の仕事がそこで終わるわけではありません。翌日の準備をしたり、園内の飾りつけをしたり、保護者対応をすることもあります。
最初はできなかったことが、幼稚園で習うことで身に付きできるようになっていく子供たち。そんな姿に日々のやりがいがありますね。
3.児童館職員
放課後の子ども預かり、サポートするのが児童館職員の仕事です。宿題の手伝い、遊び、おやつの配膳をしていきます。
児童館に来る子どもたちは、日中はそれぞれ別の小学校に通っていることが多いです。所属する学校を離れて、他校の友達を作る場でもあるのが児童館。子どもの世界を広げてあげる手伝いをするのが児童館職員でもありますね。
4.学校事務
小・中・高・養護学校の中で学校の環境を整えるのが学校事務。
学校の運営をするので子どものために仕事をしているといえますが、先生へのサポートをするというのも主な仕事です。たとえば、備品の管理・給与計算・電話対応などがあります。
「先生になる自分が想像できないけど、子どもの近くで働きたいです」という熱い気持ちを持つ方が志望することが多いです。
5.役所の子ども課
どの自治体も、子ども関連の政策に力を入れています。その実行をするのが役所の公務員です。
自治体には、子育て支援(児童手当などの給付)・保育(保育園の管理や運営)・家庭支援(子どもセンターの運営)・施設整備等の課があり、子どもや子どものいる家庭をバックアップしています。
「子どもに直接かかわるのではなく、子どもの生活をもっと豊かにする活動をしたい」という方にお勧めです。
ポイント
① 子どもに関する仕事は、資格系と事務系がある
② 学校事務は採用人数が少ない
③ 自分のやりたいことから職種を選ぼう
どんな仕事がしたい①「国家と地方」
どんな仕事がしたい③「食べ物に関する仕事」
どんな仕事がしたい④「外国語を使う仕事」
どんな仕事がしたい⑤「より体力が必要な仕事」
どんな仕事がしたい⑥「健康や福祉に関連する仕事」
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