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時事に慣れるにはどうすればいいか

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時事に慣れるにはどうすればいいか

公務員試験では時事問題(社会事情)に関する出題があります。ほとんどの試験において時事問題は出題されているだけに、時事に関する情報は無視できません。また、時事問題は直近の出来事が出題されるので、過去問を解いてもあまり意味がありません。同じような問題は出題されないからです(ただし、過去問をチェックすることは出題される分野を知る意味では有効です)。
他の科目と違い、過去問を解くだけでは対策が難しいことが時事問題の特徴といえるでしょう。では、最新の時事に関する知識はどうやって身につければいいでしょうか。ここでは時事に慣れるコツについて述べていきます。

1.シャワーのように情報を浴びる

最新の時事について慣れるためには、シャワーを浴びるように毎日情報に接し続けることが効果的です。もちろん試験直前期に、試験に出題されそうな問題についてチェックすることは重要です。しかし、それだけではどうしても無味乾燥な情報として覚えるだけになってしまい、理解が不充分になりがちだといえるでしょう。
喩えると、住所のようなものだといえます。目的地の住所を最低限覚えておけば、その目的地に行くことはできます。しかし、住所だけ分かってもどの道を通って行くか、どこをどう曲がるかは初めての道だと迷うこともあります。一方で行き慣れたところなら住所そのものは覚えていなくても、道の行き方や建物などから、自然に目的地にたどり着くことができます。
前者の住所は必要最小限の情報で、これだけあれば目的地にたどり着くこと自体は可能です。しかし、後者の目的地までの道なりや建物などの景色は、意識的に覚えなくても、何となく覚えていることで、わざわざ住所を確認しながら行かなくても目的地までたどり着くことができます。
時事もこれに似ていて、最小限の出題されそうな情報だけ直前期に確認して覚えることで、対策自体は可能です。しかし、それは無味乾燥な番地だけ覚えるのと同じで、どこをどう行けば良いかという感覚的な情報には欠けています。
一見、無駄と思える情報であっても、道の行き方や建物などを何となく記憶していることで、目的地に着くようになります。時事もこれに似ていて、一見、無駄と思える情報でも常に接し続けることで、何かしらの引っかかりのようなものが徐々にできてきます。この蓄積が時事に対する厚い知識となって、身につけることが可能になります。

 

2.新聞を読む

では、日常的に時事に接するためにはどうすれば良いでしょうか。お薦めなのは新聞を欠かさず毎日読むことです。新聞は社会で起きている主要なできごとを一通りまとめられている便利なメディアです。新聞を毎日読んでいれば主要な時事問題には接することができます。
なかなか学生時代から新聞を毎日読むのは難しいかもしれませんが、公務員になれば時事に関する知識は仕事にも必要になります。また、管理職になれば新聞を読むことは必須ともいえます(公務員では、業務の開始時に各社の新聞を読むことから始める管理職もいます)。
私の場合、新聞の有料電子版(日経新聞)をタブレットにダウンロードして、毎日欠かさず電車で移動中に読んでいます(休日なら食事後の休憩時に読む時間を設けています)。
とはいえ、慣れないうちは新聞を読んでもなかなか頭に入らない、読みづらいといった印象を持つかもしれません。ただ、それは慣れで解消していきます。最初のうちは読んでもよくわかないことが多いかもしれません。しかし、わからなくてもまずは一通り紙面に目を通すことを毎日繰り返していけば、徐々に新聞を読むのに慣れてきます。少なくとも総合面、社会面、経済面、国際面は読みたいところです。主要全国紙ならどこの社のものでも構わないと思います。
毎日欠かさず新聞を読み続けて慣れてくると、段々時事問題に関する「引っかかり」のような記憶が増えてきます。暗記しようとして覚えるわけではありませんが、以前に読んだ記事と、後日その問題に関する続報があると、それらが関連して見えてくるようになってきます。無味乾燥な情報だったものが厚みを持った立体的な情報として捉えられるようになってきます。
そうなるまでには一定の期間や慣れが必要ですが、まずは毎日欠かさず新聞を読み続けることが第一歩だといえるでしょう。

3.直前期に確認する

上記のように、時事に慣れるには普段から新聞を読むことが効果的です。その上で直前期には公務員試験の時事対策本などで確認した方が良いでしょう。これは、公務員試験で出題される分野と、社会一般で注目される時事問題が全て一致するとは限らないからです。公務員試験で出題されやすい分野、論点などを直前期には確認することで、より正答を導きやすくすることが可能です。
そして、直前期にも新聞は効果を発揮します。近年は各社とも電子版が充実しているので、電子版で公務員試験で出題が予想される出来事について、検索して記事を再確認します。新聞の記事はその内容もわかりやすさも秀逸なだけに、かなり参考になります。
ここまで対策しておけば、時事問題についてかなり効果的な勉強ができるでしょう。



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