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志望動機あるある <行政職編>

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志望動機あるある <行政職編>

 

 『公務員になりたい!』という気持ちの強さは負けないのに、説得的な志望動機が思い浮かばない…。受験生を見ていると、これはありがち。志望動機は面接で必ずといっていいほど聞かれますが、面接官をうならせるくらい完ぺきな志望動機を作成するのは実は非常に難しいです。

 今日は、よくある文章をお見せしながら志望動機にとてもありがちな特徴をご紹介します。ご自分があてはまっていないか、どのようにすれば差別化できるかを考えてみましょう。

 

 

1.ふわっとした志望動機 

 典型的な志望動機の文章をご紹介します。

 

 『私がA市を志望したのは、生まれてからずっとA市に住んでおり、登下校の時や夏祭の時に地域の方々に優しい言葉を掛けて頂いたことがきっかけです。A市民の優しさに触れA市に貢献していきたいという気持ちが芽生え、本格的にA市の職員を志すようになりました。』

 

 文法の間違いもなく、誤字・脱字もなく、常識的な内容ですね。一見なんの問題もない文章です。

 ただ、この文章には説得力がありません。原因はなぜだと思いますか?

 市の名前をB市に変えたとしても、同じ文章をおおまかには使いまわせてしまうという点にお気づきでしょうか?もちろん、住んでいる場所について嘘はつけませんが、お祭りに参加したという点は想像でなんとなく言うことができてしまいます。お祭りやイベントに参加しただけでその市で働くことを意識するというのは、ご本人としては正直な気持ちだとしても、面接官からすると弱い志望動機です。

 また、誰かに貢献するというのは、働く上では当たり前です。『貢献したい』と口で言うだけでは、アピール度は低くなります。

 

 


2.日本はどこでも自然が多い

 『数ある自治体の中でB市を選んだ理由は、B市には良いところがたくさんありますが、それを知らない人が多くいると思ったからです。B市は賑やかな場所から自然豊かな場所まで幅広く楽しめる市という点にも魅力を感じたからです。』

 

 この文章を読んで、どのような印象を持ちますか?

 これも、B市ではなくても通用してしまう文章ですね。

 志望動機に自然の多さを挙げる方は、受験生の8割を超えます。言いやすいフレーズだからでしょうか。でも面接官からすると、『他の自治体でもいいのでは?』となってしまいます。逆に言えば、自然がまったくないという自治体はあるのでしょうか?

 豊な自然を踏まえて、自分はその自治体で何をしたいのか、何ができるのかを具体的に書きましょう。

 

 

 

3.やってみたい仕事は?

 行政職を目指す場合、『コレがやりたい』とピンポイントで言えるようにまで志望動機の精度を高めましょう。行政職が『住民サービス』をするのは誰でもわかるっているのですが、どのようなサービスをするのかまで具体的に煮詰めて考えている方はとても少ないです。

 例えば、保育士や警察官であれば、誰でも仕事内容が具体的に頭に浮かびます。大まかに考えれば、子育てや治安維持です。でも、行政職の場合、分野の種類が多いので、具体的に示さないと説得力が出しにくいです。

 自治体のHPをみて、実際どのような課があり、どのような仕事をしているのかを調べてみましょう。興味をもった課はありますか?自分の経験と照らし合わせ、自分はどのような役に立てるでしょうか?

 ちなみに、学生によくありがちなのが、広報と観光系の分野を志望する動機です。どちらも想像しやすく、また花形の課だといえるからでしょうか。ただ、他の学生も同じようなことを言いますので、そこを頭に置いたうえで具体的に組み立てる必要があります。

 



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