対策を始める時期

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山岸美穂

B!

 合否を圧倒的に左右するといわれる面接試験。直前に準備し始めても、準備不足になりがち。自分を最大限アピールできるよう早めに行動を起こしましょう。

 1、試験日程をチェック


 

 自分の目指す自治体の一次試験がいつで、面接試験がいつ頃あるかを把握していますか?公務員試験の実施日程は自治体によって異なります。試験は残念ながら同じ日に実施されることが多いです。

 この試験情報は、自治体のホームページに掲載されています。だいたい毎年同じ時期に試験を実施することが多いです。ぜひホームページを見てみましょう。

 新年度の試験情報は、だいたい試験の一か月前に掲載されることが多いようです。それまでは前年度のものがアップされていますが、これも大事な情報です。保存しておくことをお勧めします。

 もしホームページになんの情報も出ていない場合は、自治体の採用担当窓口に直接電話で問い合わせてもいいですね。『受験を希望している者ですが、差しさわりのない程度で試験情報を教えていただけないでしょうか?』等と申し出れば、親切に対応していただけるでしょう。掲載情報のアップ時期であれば、教えてもらえるかもしれません。

 

 2、試験日程から逆算


 

 試験日程がわかり、自分のゴールがきまったところで準備を始めます。

 試験を受ける場合履歴書・面接カードなどを提出するわけですが、志望動機なども提出書類に書く必要があることが多いです。記入は数日でできるとしても、志望動機などの肝心の文章ができ上っていなければなりませんね。

 ということは、面接で何をアピールするのかという自分戦略をもっと前から練っておく必要があるということです。

 ちなみに、履歴書などを手書きする場合は、じっくり時間をかけましょう。焦って記入すると、字が雑になり印象を悪くしてしまうので注意です。


 

 3、自分ノートにメモする習慣を

 面接直前に、面接官の印象に残るような自己PRを自分の中からひねり出すのは至難の業。書類を書き始めるという準備とは別に、中身充実のための準備をしましょう。具体的には、自分に関することについてメモを取る習慣をつけるといいです。

 旅行の思い出を記録するために、写真や記念のカードやレシートなどをノートに貼った旅行アルバムを作ったことはありませんか?そのようなイメージで、自分の日々の出来事を綴る就活用ノートを用意しましょう。もちろん、日記でOKです。それを見返せば、『私はこのときこう考えていたのか』とか、『もしかすると、これは私の強みかも?』なんていう出来事を思い出せます。そこから面接でアピールする題材を吟味することができますね。

 日々の出来事は忘れがちです。些細なことが実は面接で大きくアピールできる話題だったということはよくあります。ぜひ、書き留めておく習慣をつけましょう。

 

 

〔ポイント〕
・試験情報を確認しよう
・心のゆとりをもって書類記入をする
・普段から自分ノートにメモする習慣を


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