山岸美穂
公務員を目指そうと決めたけど、学校の勉強や実習・アルバイトとの両立が難しく、なかなか勉強時間が取れないという声をよく耳にします。せっかく解き方を身につけても、繰り返していかなければ忘れてしまいます…。
今回は、勉強時間の確保の仕方をご紹介します。
学生を本業としている方であれば、「授業と授業の間に1コマ空き時間ができてしまった」なんていうことはないでしょうか?
「友達と喋って時間をつぶす」、「寝る」、「携帯でゲームをする」などなど、時間の使い方はいろいろありますね。でも、この空き時間をうまく使わないのはもったいないです!
空き時間がもし90分(1コマ分)あれば、公務員試験の問題を数問解くことができます。上野法律セミナー流の勉強方法は「1日1問でもいいから解く」。空き時間を利用すればこのノルマを楽々達成できてしまいます。
一週間に一回は、きっちり時間を取って勉強したいものです。勉強習慣がつくまでは、これがなかなか難しい…。
一週間のスケジュールを見て、まとめて時間を取ることができそうな曜日はありますか?例えば、予定のない日の夕方・夜、週末など。そこを毎週勉強時間と決めて、何がなんでも勉強する。それを習慣にしてしまうと、逆にその時間に勉強しないことが気持ち悪くなってきます。
または、一週間の始めに、その週のスケジュール計画を立て、勉強時間を確保するのもアリ。
勉強時間を自分の生活の中に組み込むようにしましょう。数時間まとめて時間を取るのが理想ですが、最初は一時間でもOK。
授業や提出課題の作成など、時間に追われることが多い日常。でも、意外と隙間時間というのは多いです。例えば、1人で食事しているとき、通学時間、お風呂タイムなどなど。そのような小さな隙間時間に何をしていますか?
もちろん、気分転換も大事ではありますが、このようなときに一瞬でも試験勉強のことを思い出してみましょう。例えば、「〇〇の問題の解き方って、どうだったっけ?」、「享保の改革をしたのは誰だっけ?」。このような簡単なことなら、そこまで負担になることはないです。もし覚えていなければ、その場で確認しましょう。
どんなに短い時間でも、公務員試験の勉強に触れるというのが大事です。
<ポイント>
① 授業の合間にある空き時間を勉強時間にしよう
② たまにはがっつり時間を取って勉強することも忘れずに
③ ちょっとした時間に問題の解き方を思い出そう
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