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空間把握の勉強法

公務員試験の教養試験において、空間把握はどうしても避けて通れない問題です。ただし、得手不得手が分かれる科目でもあります。得手不得手の大きくわかれるというクセのある空間把握について無手勝流で当たっていくと労力がかかる割には、得点につながりにくいという特色もあります。

以下に、空間把握の特徴と対策について解説していきます。


1.空間把握の特色について

 

公務員試験において、空間把握はほとんどの場合出題されます。ただし、試験の募集要項によっては出題科目に空間把握と明記されていない場合もあります。特に地方公務員の採用試験では出題科目の中に空間把握と書かれていない場合がありますが、その場合でも判断推理の中に含まれて空間把握は出題されることが一般的です。

よって、空間把握は公務員試験において必須の科目とも言えます。しかし、空間把握は人によって得手不得手が大きく分かれる科目です。得意な人は得意ですが、不得意な人は極めて不得意なことが多い科目といえます。

どういった人が得意かというと、平面から立体的なものをイメージする空間センスを持っている人が空間把握が得意なことが多いです。具体的には絵を描く趣味の人、プラモデルや日曜大工が趣味の人、製図を学んだことがある人などが、空間センスが発達していることが多いです。こういった人は、平面的な情報から立体的なものをイメージすることに慣れているためです。

しかし、実際にはそういった趣味や経験がある人ばかりではありません。ですので、私の経験的に言うと、公務員試験の受験者が10人いると、概ね7人くらいは苦手という印象です。ですので、空間把握が苦手な人というのは、大部分の受験生だと考えて良いと思います。

ただし、苦手だからといって、空間把握を丸ごと捨ててしまうのはもったいないです。公務員試験では、ほぼ必ず出題される科目なので、一定の点数は取りたいところです。では、空間把握で一定点を取るためにはどうしたらいいかですが、これは「良く出題されて、解法が確立している分野の問題を優先して勉強する」ことだといえます。

2.空間把握で得点したい分野

空間把握が苦手な人は平面的な図から立体をイメージするのが不得手なことが多いのですが、ある程度解法が確立している分野の問題は、解法をマスターしてそれに問題を適用させていけば、ある程度得点できるようになります。具体的には展開図、軌跡といった分野です。

展開図については正六面体、正八面体が出題されやすいので、これらの分野については解法をマスターしたいところです。具体的には展開図を変形させる方法(正六面体の展開図なら辺の角度が90度の場合に面を回転移動できる、正八面体の展開図なら辺の角度が120度の場合に面を回転移動できる)があるので、それを身につけておけば、立体をイメージすることが出来なくても解けるようになります。

軌跡については図形の回転軸になる頂点と、軌跡を描く点との距離が、軌跡における各円弧の半径になることを知っておけば、比較的軌跡の形を把握しやすくなります。

ですので、展開図、軌跡は空間把握が苦手な人も解法をマスターしておくと得点しやすくなります。


3.空間把握で得点しづらい分野

逆に解法が確立しておらず、空間センスが無いと得点しづらい分野といえるのが立体図形や投影図です。立体図形は切断面が、投影図は一方向から見た図が二つ描かれていてイメージすることが多いのですが、これらの分野は空間センスが発達していないとなかなか正答を導きづらい問題が多いです。

ですので、空間把握が苦手な人は立体図形や投影図についてはどうしてもわかりづらい場合は、勉強の優先順位を思い切って下げて、他の問題で得点するような戦略を考えた方が効率的かもしれません。

 

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