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人物評価の位置づけ

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人物評価の位置づけ

公務員試験においては、どの試験を受験したとしても、必ず面接試験などの人物評価が行われます。これは、択一式試験ではわからない受験者の人柄を判断するためのものです。かつては、公務員試験は択一式試験で高得点を取れば比較的合格しやすいと言われていましたが、近年では面接試験などの人物評価の比重が高まっています。公務員試験に合格することを目指すのならば、人物評価の対策は必須といえるでしょう。



 1.国家公務員採用試験における人物評価

行政職員(各省庁の職員)を採用する人事院実施の国家公務員試験は、総合職試験、一般職試験、専門職試験に大別されます。いずれの試験も人事院で作成した試験問題を受験し、その後、人物試験(面接試験)を受験することは共通しています。

では、人事院実施試験における人物試験(面接試験)の配点を見てみましょう。

  試験種 人物試験 一般論文試験 政策論文試験
国家公務員 国家総合職 3/15 - 2/15
国家一般職 2/9 1/9 -
財務専門官 2/9 - -
国税専門官 2/9 - -

 

意外と配点比率が低い印象を受けるかもしれません。ただし、注意が必要なのは、総合職と一般職です。総合職試験と一般職試験について-は、人事院の採用試験に合格した後に官庁訪問をして、内定を得る必要があります。官庁訪問で内定が得られないと、試験には合格しても採用されない、ということになるのでご注意ください。なお、内定率は年度にもよりますが、総合職試験では3割程度、一般職試験では5割程度の事が多いです。ですので、総合職、一般職を受験する際には、他の試験も併願してリスクを下げておく必要があるでしょう。

官庁訪問は、民間企業における企業訪問のようなもので、人事院試験とは別に行われます。官庁訪問は、総合職は人事院試験の最終合格発表後、一般職は一次試験合格発表後に官庁訪問が開始されます。官庁訪問のルールは年度によって異なることもあるのでご注意ください(人事院から官庁訪問ルールは発表されます)。

一方で、国税専門官などの一般職では官庁訪問による採用選考は行われないので、人事院試験に最終合格すれば、ほぼ採用される場合がほとんどです。

 2.地方公務員採用試験における人物評価

都道府県、市町村における地方公務員採用試験では、それぞれの自治体において採用試験が実施されます(特別区など、一部の自治体では合同で試験を行っています)。いずれの自治体も択一式試験のみで採用することはなく、必ず面接試験などの人物評価試験が行われます。配点が公開されているいくつかの自治体についてまとめてみると以下の表になります。

  試験種 個別面接 集団面接 論文試験 集団討論・グループワーク
地方公務員 さいたま市(行政事務) 300
(二次試験リセット方式)
100
(二次試験リセット方式)
100
(二次試験リセット方式)
-
千葉市(行政A) 150
(二次試験リセット方式)
- - -
福岡市(上級行政) 200
(二次試験リセット方式)
- 40 -
仙台市(大卒事務) 300
(二次試験リセット方式)
600
(一次試験リセット方式)
100
(二次試験リセット方式)
-
静岡市(大卒事務B) 600
(二次試験リセット方式)
- 70
(二次試験リセット方式)
105
(一次試験リセット方式)
新潟市(一般行政A) 280
(二次試験リセット方式)
- 70
(二次試験リセット方式)
-
熊本市(上級事務) 250
(二次試験リセット方式)
50
(二次試験リセット方式)
100
(二次試験リセット方式)
50
(二次試験リセット方式)

これらの自治体の特徴はいずれもリセット方式になっていて、一次試験の得点は一次試験の合否のみに使われるだけで、最終合格は二次試験の得点のみで判断されるということです。ですので、仙台市を例にすると、一次試験で集団面接が600点の配点になっていますが、これは一次試験に合格すると最終合格には加点されません。一次試験の得点は合格するとリセットされ、二次試験の得点のみで合否が決定されます。つまり、仙台市の最終合格は、一次試験と通過した受験生に対して二次試験が行われますが、面接試験300点と論文試験100点の合計点で合否が決まります。この点から考えても、面接試験の配点比重が高いことがわかります。

リセット方式を採用する自治体は全てではありませんが、近年増えてきているので注意が必要です。一次試験でどんなに高得点を取ったとしても、それが最終合格に反映せず、面接試験と論文試験といった人物試験だけで最終合格が決定されるのがリセット方式の特徴です。人物試験の重要性がこのことからも理解できるでしょう。

地方公務員では、各自治体とも人物評価試験の比重が高くなっている傾向があります。それもあり、リセット方式を採用していない自治体においても、人物試験の配点が大きいと考えて良いでしょう。したがって、最終合格するためには、人物試験対策が必須になってきているといえます。

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