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試験直前に何をやったらいいか

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試験直前に何をやったらいいか

9月に公務員試験シーズンが到来します!
試験までに何をやれば良いか、悩まれている方が多いでしょう。
今回は、「何を使ってどのように直前対策をするか」について見ていきます。

 

 1.得点できる科目に集中

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 試験直前の時期は、問題演習量を増やすことが必要です。では、どの科目に時間を充てたら良いでしょうか。即効性のあるのは知識科目です。暗記系の科目は出題箇所に偏りがあり、過去問を多く見てみると同じような選択肢が何回も出てきます。
過去問題を使用して、1日に解く量を増やして行きましょう。

 問題として解く必要はありません。問題からすぐに解説を読み、正答となるポイントをどんどんチェックしていきます。気になる部分はテキストで確認することも必要ですが、あまり深入りしないようにしましょう。深入りすると一つの項目に相当な時間がかかってしまいます。直前期では問題量が重要ですので、いろいろな問題にあたることが必要です。

 具体的な科目として、法学、政治、経済、世界史、日本史、地理などを中心として、1日のノルマを決めて進めていきます。
知識科目は1日最低でも20問は解く(見る)ようにしてください。
 比較的出題数の低く、苦手とする方が多い自然科学分野(物理、化学など)は、得意な方以外は多くの時間を割くことは控えた方が良いです。自然科学でも覚えれば解ける項目がありますので、項目を絞って学習すると良いです。
 この時期ではわからない問題は捨てましょう。

 知能分野も重要です。この時期では解き方を一から学習する時間はありませんので、問題ごとに解法をチェックすれば十分です。知能の問題は毎日解くことが重要なので、問数は知識分野ほど多くなくて構いませんので、数問でも毎日継続することを目標にしてください。毎日考える問題を解いていると、「知能脳」が発達します。初見の問題で「こうやれば解けるかな?」というひらめきが出てくるのは「知能脳」が鍛えられているからです。継続が大事です。
 知能分野では、数的推理、判断推理を中心に1日5問~8問程度を解いてください。これで十分です。過去に学習した問題でも構いません。時間を測って解くことをおすすめします。4分前後で解けていればOKです。
 

  2.総合問題を解こう

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 過去問題を解いていると、メチャクチャ難しい問題にあたることがあるかと思います。「こんなの知らない」「どうやって解くの?」と思うような問題が過去問には載っていますね。これを解けるようにならなければ合格しないと思う方が多いですが、このような問題は無視しましょう。

 順位を決める試験の問題難易度構成を考えます。全出題数の半分は「普通レベル」の問題です。残りの問題は「高難易度レベル」が4分の1、「低難易度レベル」が4分の1となっています。
年度や試験によって多少の違いはありますが、これで順位が分かれるように作られています。6割得点できれば合格できる試験ですので、「普通レベル」と「低難易度レベル」が得点できていれば合格できるというわけです。でも、たくさん勉強している方でも筆記で不合格になっている方はいますね。これは、次の能力を高める訓練をしていないからです。

「難易度判定力」… 初めて見た問題である程度の難易度を判定する力
「時間配分力」… 得意分野や苦手分野で問題を解く時間を配分する力

解ける問題を確実に得点していくためには、この2つの能力が必須です。これを鍛えるのが総合問題です。複数の問題を一定時間で解くような機会を直前では増やしましょう。
総合問題は、「模擬試験」「フルセットの過去問」が最適です。
「模擬試験」は大学などで、実施されていることも多いです。対象試験にこだわらずどんどん受けるようにしてください。事務職希望の方でも警察官などの模擬試験を受けましょう。
「模擬試験」の結果で、合格判定が付いているものがありますが、問題も受験者も違うので合格判定には意味がありません。点数は気にせず、上記2つの能力を鍛える場として受験してください。

国家公務員や東京都、特別区、警視庁、東京消防庁などは、過去問題を公表しています。国家公務員は人事院に請求しなければなりませんが、東京関連の試験はホームページに過去問題が掲載されています。
総合問題としてどんどん利用するべきです。

「難易度判定力」の鍛え方
 模擬試験では、最初に全問題をパラバラとめくってみて、○(解けそう)、×(見たことない、解けなそう)、△(やったことある程度)の3段階で問題番号の頭にチェックを入れましょう。
試験終了後、難易度判定が正しいかどうかをチェックしてください。あまりにずれていたら本試験でも同じように失敗します。合っていれば自信を持って本試験に臨めます。

「時間配分力」の鍛え方
 さまざまなシミュレーションを行いましょう。知能分野と知識分野で時間配分を決めておくとか、得意科目と不得意科目で時間配分を決めるなど、全体の時間を項目で分けて、時間通りに進んでいるかをチェックしながら解いていきます。初期の解法を学習している時期ですと、制限時間を気にすることなく解いていたと思いますが、ここでは制限時間をきにしながら解くことが必要です。
焦りはケアレスミスを生みますので、本試験で失敗しないように訓練しておく必要があります。


  3.おすすめ演習教材

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 直前期に使用する教材は「模擬試験」や過去問です。問題量を増やすことが重要なので、問題と解説がすぐチェックできる教材が最適です。
ほとんどの問題集は、問題は問題、解説は解説で分冊になっていたりします。使い勝手が悪いですね。問題と解説が1ページ内に収まっている問題集が最適です。

(おすすめ教材)
1.実務教育出版「過去問350~500」シリーズ 試験毎に編集されています。1,980円~3,740円
 ほとんどが3,000円前後と新刊は高いので、中古でも良いと思います。問題を多く見るのが目的ですので最新の問題はなくても良いですね。
 頻出でない項目も収録されているので注意しましょう。全範囲をまんべんなく学習するには最適です。

2.高橋書店「厳選過去問 本当によく出る142問」1,980円
 頻出テーマだけを集めて解説しています。試験直前には最適です。過去問題の解説だけではなく、その問題から派生するテーマなどをまとめてあり、一つの問題からいろいろなテーマがチェックできるところが良いです。知能問題についてはビデオで解説しているサービスもついています。

3.上野法律セミナー「知能分野の攻略(厳選100問シリーズ)」1,320円
 各科目毎に過去問を厳選して100問解説しています。構成に特徴があり、同じテーマを初級、市役所・警察官、上級の3段階に分けて配列して、初歩からポイントを学習できるようにしています。直前だけでなく初期の学習段階から使用できる画期的な問題集です。紙ベースの製本版ではなく、電子ブックとして販売されていることも特徴です。スマートフォンやタブレットで学習が可能です。
iosやAndroid用の無料アプリを利用すると、書籍をスマートフォン内に収めることができ、通信環境のない場所でも学習可能となります。新しい形の学習教材です。

 1.2.については書店で購入できますが、3.については「上野法律セミナー」のサイトからしか購入できませんのでご注意ください。

<ポイント>





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