公務員試験は、勉強の知識が問われる多肢選択式の一次試験だけだと思っている方はいらっしゃいませんか?実は、それだけではないのです。
最近のトレンドとして、人物試験として面接や論作文試験の結果が重視されています。ここでは個別面接をご紹介します。
1、個別面接とは?
個別面接とは、一般的には、受験生1人に対して面接官3名が質問をする試験のことです。
マークシートの選択式問題ではわかりにくい受験生の仕事観などを質問し、公務員としてふさわしい人物かどうかをみるために行われるのが個別面接。受験生の人物像をみるための試験です。採用担当者が最も重視する試験です。しっかり準備をして臨みましょう。
会場は役所の会議室や研修所が使用されます。多くの受験生を面接する場合は、広い会議室をブース形式に分けて行われます。
入退室でドアがあるかないかも考えて対応しなければなりませんので事前に調べておくと良いです。
大学であれば、先輩の報告書があると思いますので確認してください。
鞄の置き場所も気になるところですね。通常は面接会場の内側、ドア付近に机が置いてあります。そこに置いてイスに向かうようになっています。
置き場所は事前に面接係員から説明があるので、心配する必要はありません。不明な場合は担当者に質問しましょう。
2、最近の個別面接
自治体によりさまざまなパターンがあります。一般的には、二次試験で面接試験が課される場合が多いです。三次試験として更に面接を受け、最終合格が決まることもあります。
面接官が複数いる場合は、面接官は質問内容に関する役割分担をしているようです。テーマごとに1人が集中して質問をし、終わったら次の面接官が…という風な具合です。
例えば、面接官Aは志望動機に関する質問をすると内部分担があるとします。Aは志望動機に関連することを続けて質問してきます。質問に対して受験生が返答をし、その返答に関しても質問が飛んでくることが多いです。
Aの質問が一通り終わったら、次は面接官Bの番になります。
最近は、一次試験の前にミニ面接を課すところもでてきています。履歴書などの書類を実際に役所等に手渡しで提出する際にその場でミニ面接を行います。5~10分程度のごく短時間の面接です。記念受験ではないかどうかを見極めるために行われるので、よっぽどのことがない限り、ここで不合格になることはないでしょう。
初めて会う面接官たちの前で自分のことを話すのはとても緊張するものです。しっかり準備することで乗り越えましょう。詳しくは、面接対策のページを参照してください。
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