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保育士受験の面接対策

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保育士受験の面接対策

公務員試験において、面接試験は必ず実施されます。ペーパーテストのみで最終合格することは、まずありません。ですので、面接試験対策は必須と言えるでしょう。しかも面接試験の配点は公務員試験全般において比重が高まる傾向が強く、1次試験の倍以上の配点をしている自治体も少なくありません。その意味でも面接対策は充分な準備をしておく必要があるでしょう。
ここでは、公務員保育士採用試験における面接対策について説明していきます。

1.面接試験の配点について

公務員採用試験は全ての自治体が配点基準について公開しているわけではありませんが、一部の自治体では公開されています。以下に公務員保育士採用試験における面接試験の配点について、公開されている情報を見ていきましょう。

【千葉市 保育士】
専門試験:100点
論文試験:50点
面接試験:150点

【さいたま市 保育士】
教養試験:120点
専門試験:120点
論作文試験:100点
面接試験:400点

【横浜市 保育士】
教養試験:20点
専門試験:20点
論作文試験:100点
面接試験:300点

上記のように、いずれの市においても、面接試験が教養試験や専門試験よりも配点比重が高いことがわかると思います。特に横浜市は面接重視なので、面接試験に対する比重が極めて高くなっています。

 

2.面接試験対策について

このように面接試験の配点比重が高いことを考えると、面接試験対策は必然と言えます。では面接試験対策は以下の点に注意して準備すると良いでしょう。

【知らない人と話すことに慣れること】
まず、初対面の知らない人と物怖じせずに話せるようになっておくことをお勧めします。公務員試験だけでなく、面接試験全般について言えることですが、面接が得意という人はあまり多くありません。これは面接試験云々以前に、知らない人と話すことが苦手な場合が少なくからだと考えられます。
しかし、面接試験は見ず知らずの面接官を相手に約20分ほど質疑応答をしなければなりません。そのためにも接客関係のアルバイトなどの経験があると、初対面の人にも慌てずに対応できるようになる度胸がつくことが多いです。可能なら、そういった経験をすることで物怖じせずに初対面の人とも話せるようになっておくと良いでしょう。

【自己分析をして自分の過去のエピソードを整理しておくこと】
面接試験に先立って、自己分析をきちんとしておいて、自分の過去のエピソードを整理しておくと良いでしょう。面接試験は受験生の人柄を知るためのものです。面接官は受験生に多くの質問をしてきます。志望動機や自己PRといった、定番の質問以外にも、受験生の過去の行動を細かく質問してくることが増えてきています。特に近年はコンピテンシー評価型面接(対象者の行動特性を評価する面接)
特に実習に関する質問は定番です。「実習にはどのように臨んだか」「実習ではどのような指導を受けたか」などが質問されることが多いです。

【返答を丸暗記しないこと】
面接対策として定番なのは、想定質問に対して返答を準備することです。「この質問が来たら、こう答える」という返答を紙に書いて準備する受験生は少なくありません。
そういった想定質問と返答の準備自体はすべきですし、問題ありません。特に志望動機や自己PRは準備しておいてしかるべきです。しかしここで注意すべきなのは、準備した返答を丸暗記して実際の面接で答えることです。丸暗記をすると、返答内容を途中で忘れた場合、固まって黙り込んでしまうことです。
過去にある受験生を模擬面接したときにあったことですが、その受験生はノートにびっしりと返答内容を書き込んであるものを暗記して話そうとしていました。ところが、話し始めると途中で忘れてしまうらしく、固まってしまうということがありました。
準備した返答は丸暗記をせずに、重要なキーワードだけ覚えておくことをお勧めします。書きだして準備した返答を全て丸暗記するのではなく、その返答のうち重要なキーワードについていくつかマーカーを引くなどして、それだけ覚えておきましょう。それなら覚えておいたキーワードをつなげて話せば自然に話せますし、仮にキーワードを1、2個忘れても覚えておいたものだけでも話を続けることができます。

【聞かれたことに答えること】
面接試験では、面接官の質問に答えることが重要です。当然だと思うかもしれませんが、意外にこれができない人もいます。理由は自分の話したいことを、一方的に話そうとしてしまうからです。
面接の準備をするあまり、自分の話したいことで頭がいっぱいになってしまい、準備してきたことを一方的に話してしまう人が時折います。面接試験に向けての準備自体は必要ですが、準備したことばかりに拘りすぎて、面接官の質問とずれた返答になることは避けましょう。
面接試験はあくまでも試験であり、面接官は評価基準に関わる質問をしてきます。面接官の質問に対して適切に答えることを意識すると良いでしょう。



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