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公立保育士に合格するためには

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公立保育士に合格するためには

公立保育所の保育士は市区町村で募集されます。採用人数や業務内容、配属先については、それぞれの市区町村の方針によります。ですので、自治体によってはかなり異なるため、受験先の自治体の方針や募集について調べておく必要があるでしょう。ここでは公務員としての保育士について見ていきます。

1.公立保育所について

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公立保育所は、それぞれの市区町村で運営
されています。人口や方針、財政、予算などに基づき設置、運営されているので、その数や規模などは、かなり異なります。一般的に人口規模が大きいところほど、多くの公立保育所を設置する傾向があります。

ただし、公立保育所の設置や保育士の採用についても、それぞれの市区町村の政策や方針によって異なるので、自分が受験を希望している自治体での募集について必ず確認しておきましょう。自治体によっては、公立保育所の民営化を進めていたり、新規職員の採用をしていない場合もありますし、年度によって採用人数も多かったり少なかったりします。

そのためにも、公立保育士として合格するためには、受験先の自治体における保育所についてきちんと調べておく必要があります。

2.面接試験・志望動機と自己PR

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面接試験で重要な質問の一つとして挙げられるものが志望動機です。志望動機に説得力があると、面接官も「本気で入りたい」と評価してくれる可能性が高まります。そのためには、受験を希望している自治体の保育所、保育政策の方針や特徴を調べておきましょう。これは志望動機につながります。公務員試験では面接試験が必ず実施されます。面接試験ではほとんどの自治体で、志望動機が問われます。志望動機を考えるときに「自然が豊か」「市民の暖かい人柄」といった言葉を使う受験生は少なくありません。もちろん、具体的にそういった動機を裏付ける明確な理由があれば良いでしょう。しかし、そうで無い場合、面接官は抽象的な志望動機だと考える可能性が高いです。

抽象的ではなく、具体的で説得力のある志望動機にするためにはどうしたら良いでしょうか。これは、志望先の自治体ならではの理由を考えることです。「なぜそこを受けるのか」「そこで何をしたいのか」が重要です。それぞれの自治体における保育方針や特徴などを調べて、自分がなぜそれをやりたいのかを明確に述べると説得力が増すでしょう。保育所はそれぞれの自治体によって保育方針について特徴があることが多いです。例えば泥遊びを積極的にしたり、安全に配慮して水遊びをしたりと、その自治体の保育所ならではの特徴があります。そういった特徴と、自分のやりたい保育を一致させると説得力のある志望動機にすることができるでしょう。

また、可能なら受験先の自治体での保育所で、実習やアルバイト、見学などをする機会があれば、より詳しく知ることができます。面接の際に、現場を知っていて実際に働いたことがあれば、志望動機にも説得力が出てきますし、採用する際に問題無く現場で働くことができると評価してくれる可能性が高まります。

そして自己PRですが、これは自己分析を通じて明確にしていきます。自分の長所がわからない場合、最初のうちはとにかく思いつくところを書き出していくと良いでしょう。それでもなかなか書くことができない場合には、家族や友人に質問してみると客観的な評価が集まってきます。

こうして書き出した自分の長所のうち、公立保育士の業務に役立ちそうなものを取捨選択して、絞っていきます。例えば「人当たりが良い」という長所なら、公立保育士として保護者と和やかに接することができる人だと評価される可能性が高いといえます。そういった長所を自己PRとして挙げる場合は、できるだけ根拠についても準備しておきましょう。例えば「人からそう言われることが多い」「アルバイトでお客様からそう評価された」という具体的な根拠があると、より説得力が増してきます。

3.面接試験・その他の質問

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次に面接試験で志望動機以外によくある質問について見ていきましょう。

志望動機として「なぜ公務員なのか」と問われた時に、自分のメリットを多く述べたくなるかもしれません。たとえば安定して長く勤められる、研修が多いなど、そういったメリットがあって公務員を志望するのは、ある意味自然です。しかし、それ以上に公務員に求められるのは、「市民に如何にして保育を通じて奉仕するか」という視点が必要です。公務員である以上、市民に奉仕することが求められるだけに、面接ではその視点が必要になるからです。

公立保育士の採用面接では、私立保育所と公立保育所の違いについてもよく質問されます。公立保育士としての利点を強調したいあまりに、私立保育所について一方的に批判するのではなく、両者の特徴の違いを意識して説得力のある返答を準備しておきましょう。保育士に限らず、公務員志望の人は民間を営利追求として批判する場合が少なくありませんが、民間には民間の、公務員には公務員の役割があります。批判ではなく役割の違いについて、その上で公務員を目指す理由を述べると、説得力が出てくるでしょう。

希望する配属先についての質問もよくあります。希望する部署があれば、それは明確に言って良いでしょう。例えば保育所への配属を希望するのなら、そう言っても構わないでしょう。ただし、保育士は保育所以外にも、児童館、児童相談所・一時保護所などがあります。それらの施設への配属を希望する場合も、そうでない場合も、そういったところに配属された場合はどうするか、という質問がされることは少なくありません。そういった場合でも、それらの配属された場所で頑張っていく、という方向で返答をまとめる必要があります。

また、地元以外の自治体を受験した場合、「地元は受験しないのか」という質問は、定番です。これは地元を受けていない場合と、地元との併願という場合が考えられます。地元を受験していない場合は、受験していない理由を明確に述べる必要があるでしょう。また、地元との併願の場合は、第一志望を質問される可能性が高いので、その場合はなるべく受験先の自治体を第一志望としていることを述べましょう。

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